皆さんが良く知っているたまごはスーパーなどで見かけるパックに入ったたまごですよね。
たまごはそのままの形で流通するだけでなく、さまざまな形に加工されて私たちの食卓に届いています。このページでは、加工用たまごの種類とその特徴についてご紹介します。加工用たまごの利便性と多様な使い方を知ることで、新たな発見があるかもしれません。
「加工用たまご」とは?
加工用たまごとは、たまごを割り、その中身を集めて保存した製品を指します。これにより、たまごを輸送したり、保管したりする際の取り扱いが簡単になります。食品業界では、この加工用たまごがさまざまな用途で使われています。
「加工用たまご」の種類

1液卵
たまごを液体の状態で冷蔵保管したもの。0℃~5℃の範囲で流通されます。賞味期限は比較的短く、数日から1週間程度です。液卵は、家庭から食品加工業まで幅広く利用され、特に大量のたまごを一度に使う製菓・製パンメーカーなどでは重宝されています。

2凍結卵
たまごを-18℃以内の低温で凍結したもの。そのため、賞味期限は最大で18ヵ月と非常に長いです。使用する際には、流水や冷蔵庫で解凍してから料理に使います。凍結卵は、長期保存が必要な場合や、季節を問わず安定した供給が求められる場面で活用されます。

3乾燥卵
たまごを乾燥させて粉末状にしたもの。常温での保管・流通が可能です(一部の製品は冷蔵扱い)。賞味期限は18ヵ月以内と長く、粉末状のため保管スペースも少なくて済みます。乾燥卵はハム、麺、冷凍食品などで利用されています。