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たまご知識普及会議

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たまごに詰まった「5つの価値」

たまごに詰まった「5つの価値」

作り手の誇りと情熱

命の育み、その恵みをいただくことへの感謝

たまごは命そのものです。
そこには小さな細胞がヒヨコに育つまでに必要なすべての栄養が詰まっています。
一般に食用として流通している鶏卵は無精卵なので、そこからヒヨコが生まれることはありません。しかし、栄養の豊かさは有精卵と同じ。たまごは命を育むエネルギーが詰まった、鶏からの贈り物です。

たまごからヒヨコが生まれ、鶏に成長し、そしてまたたまごを産む-ここにあるのは命の循環。
そして、命の源ともいえるたまごを食べることで、私たち人間は生きる活力を得られます。たまごを手に取るときにはそのことに思いをはせ、命に感謝して大切に味わいましょう。

命の育み、その恵みをいただくことへの感謝

たまごづくりと真摯に向き合う勤勉さ・丁寧さ

たまごは工業製品ではありません。
毎日、母鶏が自分の身を削って産んでくれるものです。
私たち、たまご生産者の大切な仕事は、母鶏が安心してたまごを産める環境を整えることです。その作業には一年365日休みはありません。鶏たちが暑くないか、寒くないか、餌をきちんと食べているか、水は飲んでいるか...養鶏場では毎日必ず誰かが母鶏たちの面倒をみています。

そして、そこで産まれたたまごをみなさんの元に安全に届けること、手に取ってもらったたまごがおいしい料理になって笑顔あふれる食卓を彩ることが、私たち生産者の責任と誇りであり、なによりの喜びなのです。

たまごづくりと真摯に向き合う勤勉さ・丁寧さ

たまごが毎日あたりまえにある生活(安定供給)

たまごが毎日あたりまえにある生活(安定供給)

たまごは昔、高級食材でした。
昭和の初め頃まで、日本には専門の養鶏場はなく、田舎の農家が庭先で鶏を飼っているという規模のものだけだったので、国産のたまごはかなりの貴重品。東京や神奈川の都市圏では手に入るたまごの9割は中国からの輸入品でした。そのため、当時のたまごはたいへん高価な食品で、口にできるのは、富裕層か一般の家庭では病人や一家の大黒柱である父親のみだったといいます。

事業としての採卵養鶏業が本格的に始まったのはその後のこと。それから100年あまりの間に、先人たちの研究と努力の結果、飼養技術や衛生管理が向上し、品種改良、飼養システムの発展が進んだことで、現在のような安定供給が可能になったのです

たまごが毎日あたりまえにある生活(安定供給)
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